スタッフブログ熱海の情報【もう一つの熱海シリーズ】No.2《江戸城石切り場》
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【もう一つの熱海シリーズ】No.2《江戸城石切り場》2014年11月2日

 

1604年、慶長9年、徳川家康の命によって始まった江戸城の大拡張工事。

江戸城の築城石の石切場は、湯河原、熱海、宇佐美、伊東、大川地区など、

その石垣の大半は、伊豆半島から運ばれた石で築かれております。

 

伊豆半島各地が石の産地ではありましたが、中でも熱海の隣町多賀、網代辺りは、

石切り場、積み出し港としても盛んで、大名たちが競って採石作業を行った痕跡が

残されており、現在でも、江戸城に運ばれるはずであった石が点在しています。

その代表的な史跡の一つであります、「中張窪・瘤木石丁場」に行って参りました。

網代中学校の横の道を登っていくと、車の解体屋さんのような場所が出てきますので、

その先に車を停め、辺りをよーく見渡すと、看板が発見できます(笑)。

いざ出陣!!っということで、履きなれないウォーキングシューズで少々急な坂道を少し行くと、

どんどん、それらしくなってきます。

この坂の向こうには、あたかも”タイムスリップの扉”が、ありそうです。ワクワク。

石を割るためには、石に矢穴を掘って、硬い鉄の楔や木をその穴に打ち付けて割って

いったそうで、この写真からも、器用な切り取り線のような形が見受けられます。

一度転落した石は、落城を連想させるため、決して使われることは無く、津山藩の羽柴右近が

切り出したと言われる刻印石もそのまま残されております。

 

当館から車で、迷わなければ20分強でこの雰囲気!ゆっくりと写真を撮りながら

歩いても往復1時間程度の歴史パワースポット!!

 

熱海の観光名所は行き尽くしたという方、歴史や写真好きな方、そしてちょっとした

ハイキングとしても楽しい「もう一つの熱海」、是非一度、体感してみませんか?